2016年6月18日土曜日

ウラジオストク、素敵なレストランでランチ(その9)

「路線バスの方向を間違う」という海外旅行の洗礼を受け、無事にウラジオストク隋一のショッピングビル「Clover House」前へ到着しました。
もうお昼にちょうどいい時間になっていたのですが、ここの5階のフードコートにお手洗いがあると聞いていたのでパトロールも兼ねてビルの中へ入ってみました。
エレベーターらしきものは見当たらず、エスカレーターで5階へ。ファッション系の店舗がほとんどなのですかね。1階にはコスメショップもありました。地下には「フレッシュ(Фреш)」というスーパーがあるのもチェック済みです。

5階のフードコートにはフィンランドのHes Burgerとシナボン(この2つはセットになっていること多し。出店企業が一緒なのかしら)、あとはCook & Bapという韓国料理のファーストフード(しかしとんかつなどの「Bento Lunch」もしれっとメニューに入ってるのを見逃さず)。あとはピザやケバブの店などがあります。

お手洗いは新しくはないですがそれなりにきちんとお掃除されていて気持ちよく使えます。この付近をぶらぶらしてる時にお手洗いに行きたくなったらちょうどいいかも(5階まで上がらなくてはなりませんが)。

そして昼食へ、もう一つ南のブロックにある「アドミララ・フォキナ通り」にあるレストラン「Svoy Fete」を目指します。この通りがとっても気持ちが良くて・・・通称「噴水通り」と呼ばれているらしいのですが、通りの先に港が見えて、噴水やベンチで人々が寛ぎ、ぶらぶら歩いてるだけでとってもリラックス出来ます。カフェやレストランが多く、アンティークショップやお土産物屋などもあります。

目当てのレストランを探していると、朝私が行きたかった「パイレーツ・コーヒー」の店舗だっちゅーの!!(一応パイレーツつながり) 検索しても出てこなかったけど、新しい店舗が出来たのかもしれません。よし、ランチ後にビーチ近くの通りを散歩して、それからここでコーヒー休憩しよう。

そこから少し歩くと「Svoy Fete」を発見。想像以上にきちんとしたレストランで、やや緊張しながら入店。 優しい雰囲気のかわいこちゃん(キャサリン・ハイグルをもうすこし素朴にした感じ)が迎えてくれました。しかもたどたどしいけど英語出来る。ばんざーい!!

下の階にも席があるので見てみて好きなところに座ってと言われ、下も一応覗いたけど通りを眺めながら食事がしたかったので、上の階の窓際の席に座りました。 ランチはサラダ、スープ、メイン、デザート、飲み物で500ルーブル。それぞれの項目で3つずつほど選択肢があるのですが、ランチメニューはロシア語のみ。するとキャサリン(仮名)が英語の写真入りグランドメニューを持って来て、ひとつひとつ説明をしてくれました。なんていい子なんや!!! サービスのタイミングもてきぱきしていてとても気持ちがいいです。 お料理の写真はそれぞれこちら。

ビーツを使ったサラダ。ビーツが大好きなのでこのサラダに即決。
ウラジオストクで3回ほどこのタイプのビーツのサラダを食べたけど、ここが一番美味しかった。


スープはボルシチを選択。スメタナを乗せて…ディルの香りも良くて、とても美味しかった。


メインはビーフストロガノフ。…これ(私の舌が間違っていなければ)レバーが使われていたようで、レバーストロガノフだったのかな。実は私は火が通ったレバーがあまり得意でないのですが(数少ない食べられないもののひとつ)「あ、レバーぽい」と思ったものの、味付けが美味しいので完食してしまいました。


デザートはブリヌイ。ジャムか蜂蜜が選べましたが、ロシアの蜂蜜は美味しいと聞いていたので蜂蜜にしました。香りが良くて当然おいしーーーーい!!!


素敵なレストランといっても過剰にオシャレ過ぎたりせず、暖かくてくつろげる雰囲気の上品なお店。私のテーブルを担当してくれたキャサリン(仮名)以外のスタッフの女性も「美味しい?」と声をかけてくれたり、目が合うと微笑んでくれたり。滞在日数がもっとあったらもう一度絶対ディナーで訪れたと思います。 料理も美味しく、これで500ルーブル(700~800円ぐらい?)でいいのかよ・・・って感じでした。Wifiも当然あります(パスワードはキャサリン(仮名)に教えてもらいました)。

ロシア情報を事前にネットで調べていたらロシアもチップの習慣があると書いてあったので、チップ分も多めにクリップボードに挟んでお店を後にしました。ドアを閉めるときもキャサリン(仮名)が微笑んでくれたので、バイバーイとアホみたいにブンブン手を振ってしまった私でした。素敵な時間をありがとう。

Svoy Fete
Владивосток, ул. Адмирала Фокина, 3
http://svoy-fete.ru/

続きます。